収入印紙の割印とは
収入印紙を使用する際には「割印」をするように言われますが、これは再使用を防止するためでして、正確には「消印」をしなければならないと法律で定められています。
ハガキを送ると、切手のところに郵便局の印鑑が捺印されていますが、それが「消印」と言われるものであり、収入印紙を文書に貼った場合にも同じように割印(消印)しなければならないということです。
通常、割印は収入印紙の片隅に印鑑を押しますが、代理人の署名でもよく、また役職名・氏名が書かれたゴム印でもよいです。
もし印鑑を忘れた場合には、ボールペンなど消えないものを使えば、発行者の署名することで有効になります。
必要金額以上の印紙を貼ってしまったり、非課税の文書に印紙を貼ってしまったり、誤って貼った場合には、そのままの状態で税務署に行って手続きを行えば、印紙代が返還されます。
実際の体験談として、後日、振込で対応してくれましたが、全額返還出来ませんでした(担当官の判断による場合があります)。
まとめ
領収書や契約書に貼らなければならない収入印紙は、実際に必要にならないと手許にない場合が多いです。
そういう時はコンビニでも売っていますので、活用するとよいでしょう。
出来たら、お得に入手したいものですが、コンビニであればクレジットカード決済が可能なところもありますので、利用したいものです。
でも、高額な収入印紙を扱っているところはあまりないので、高額な収入印紙は郵便局で入手する方が便利です。
印紙税は、時折減税の対象になる場合がありますので、国税庁のホームページで確認すると、余分な収入印紙を貼らなくて済みますよ。
あと忘れてはいけないのが収入印紙に割印(消印)をすることです。再利用防止が目的で法律でも決められていますから、忘れずに。