ワールドシリーズが10/22から始まる予定ですが、すでにナショナルリーグではワシントン・ナショナルズの進出が決まっていますね。
後は、アメリカンリーグで、ニューヨーク・ヤンキースとヒューストン・アストロズでの勝者が決まるのを待つばかりです。
さて、ワールドシリーズでの優勝回数が多いチームをご存知でしょうか?
1903年から開催されていますので、2018年まで114回も行われているんですよ。
ワールドシリーズでの分担金も興味があったので調べてみましたが、進出したチームにはヤバいくらいのお金が支払われます。
その他にも、完全試合があったのかどうか、チャンピオンリングをもらった日本人がどれくらいいるのかも調べてみたので、参考にされてみて下さい。
ワールドシリーズの優勝回数が多いチーム
2018年までのワールドシリーズで、最も優勝回数が多いのはニューヨーク・ヤンキースで、ダントツトップです。
1位:ニューヨーク・ヤンキース(27回)
2位:セントルイス・カージナルス(11回)
3位:オークランド・アスレチックス、ボストン・レッドソックス(9回)
5位:サンフランシスコ・ジャイアンツ(8回)
6位:ロサンゼルス・ドジャース(6回)
7位:シンシナティ・レッズ、ピッツバーグ・パイレーツ(5回)
9位:デトロイト・タイガース(4回)
10位:シカゴ・カブス、アトランタ・ブレーブス、ボルティモア・オリオールズ、
ミネソタ・ツインズ、シカゴ・ホワイトソックス(3回)
ちなみにニューヨーク・ヤンキースの実績を詳しくいうと、下記になります。
ワールドシリーズ優勝年
1923年、1927年、1928年、1932年、1936年~1939年、1941年、
1943年、1947年、1949年~1953年、1956年、1958年、1961年、
1962年、1977年、1978年、1996年、1998年~2000年、2009年
ワールドシリーズ出場回数が40回であり、その内、27回優勝というのが凄すぎますね。
ワールドシリーズの分配金は?
ワールドシリーズに出場する10球団は、下記分配金をもらえます。
・ワイルドカードゲーム入場料の50%
・地区シリーズ最初の3試合の入場料から60%
・リーグ優勝決定戦最初の4試合の入場料から60%
・ワールドシリーズ最初の4試合の入場料から60%
分配金のアップは入場料収入に比例していることが分ります。
ちなみに2017年に優勝したヒューストン・アストロズの場合ですと、総額3,042万ドルを受け取り、選手への分配金は、一人当たり約44万ドルにもなったとか。
それにしてもスゴい金額ですよねぇ。
ワールドシリーズの完全試合ってあるの?
野球選手の中でも超一流ばかりの選手が集まったワールドシリーズですから、完全試合なんてありえないと思いました。
実は、これまで1回だけ完全試合があったことがあるんです。
1956年10月8日、ニューヨーク・ヤンキースに所属していたドン・ラーセン投手が、ブルックリン・ドジャースを相手に達成しました。
しかも2-0というロースコアだったので、ギリギリの戦いだったのでしょう。
ちなみにドン・ラーセン選手は、打者としても有能で、メジャー在籍14年間で480試合に打者としても出場していました。
昔の選手の中には、とんでもない記録の持ち主がいたものですね。
ワールドシリーズのチャンピオンリングをもらった日本人は?
2018年までのワールドシリーズで、チャンピオンリングをもらった日本人選手は10人います。
伊良部秀樹:1998年ニューヨークヤンキース、1999年ニューヨークヤンキース
井口資仁 :2005年シカゴホワイトソックス、2008年フィラデルフィアフィリーズ
高津臣吾 :2005年シカゴホワイトソックス
田口壮 :2006年セントルイスカージナルス、2008年フィラデルフィアフィリーズ
松坂大輔 :2007年ボストンレッドソックス
岡島秀樹 :2007年ボストンレッドソックス
松井秀喜 :2009年ニューヨークヤンキース
上原浩治 :2013年ボストンレッドソックス
田澤純一 :2013年ボストンレッドソックス
川崎宗則 :2016年シカゴカブス
青木宣親 :2017年ヒューストン・アストロズ
優勝した時のトロフィーはチームに与えられるため、選手が所有することは無理なことから、「チャンピオンリング」が作られ始めたそうです。
手作りで製作されることが多く、その価値は1千万円相当以上と言われています。
世界一を獲得したチームだけしか作れないものですから、お金では計れない価値がありますよね。
ちなみに、野球だけでなく、NBAバスケットボール、NFLアメフトなどでも「チャンピオンリング」が作られます。
それにしても伊良部投手が若くして亡くなったのが残念です。
まとめ
ワールドシリーズで優勝回数が多いチームはニューヨーク・ヤンキースですが、誰でも予想はついたと思います。
しかし、これまで114回開催され、ニューヨーク・ヤンキースは40回出場、その内、27回優勝したのは驚くばかりですし、他のチームの成績を圧倒しています。
また、メジューだからでしょうか、分担金もハンパなく、2017年に優勝したヒューストン・アストロズの場合だと、総額3,042万ドルを受けったそうです。
これだけのお金だからこそ、世界中から超一流の選手が集まるんでしょうね。
ワールドシリーズで完全試合なんて考えにくいですが、1956年にニューヨーク・ヤンキース所属のドン・ラーセン投手が達成して以来、今日までありません。
また、日本人選手もメジャーで活躍してきましたが、チャンピオンリングをもらった日本人はこれまでのところ10人しかいません。
もらえる日本人選手が今後増えることを期待したいですね。