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立皇嗣の礼とは?読み方は?いつ行われるの?交通規制はある?

行事

立皇嗣の礼」が正式に来月執り行われることをニュースで知っている方も多いでしょうが、読み方をはじめ、何をするのか本当に理解している方は多くないと思います。

立皇嗣の礼」についてまとめてみましたので、参考にされてみてください。

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立皇嗣の礼とは

「立皇嗣の礼」とは、皇位継承第一位の「皇嗣」になられたことを内外に示す行事です。

上皇陛下が平成31年(2019年)4月30日にご譲位され、皇太子殿下であった徳仁親王が第126代天皇に即位され、即位されたことを内外に示す「即位礼正殿の儀」が令和元年(2019年)10月22日に行われたことを記憶されている方も多いでしょう。

立皇嗣の礼」は天皇陛下の代替わりに伴う皇室行事で最後の儀式にもあたあります。

立皇嗣の礼の読み方

立皇嗣の礼」の読み方ですが、「りっこうしのれい」と言います。

ところで、今の天皇陛下が皇太子殿下でいらっしゃったのに、秋篠宮殿下が「皇嗣」であるのは、皇位継承第1位では共通なのにややこしいですね。

皇太子殿下とは次の天皇陛下になるのが確実な方であり、直系の男子のお子様がいらっしゃれば「立太子の礼」が執り行われます。

しかし今の天皇陛下には直系男子がいらっしゃらないため、秋篠宮殿下が皇位継承第一位の「皇嗣」になられることになり、それを内外に示すのが「立皇嗣の礼」です。憲政史上初の行事になります。

日本の歴史を見てもわかるように、次の皇位継承者をきちんと決めておかないと継承をめぐって争いが起こりかねないため、「立太子の礼」や「立皇嗣の礼」は大切な行事なのです。日本政府はこの行事にあとに、安定的な皇位継承策の検討に入ることになります。

立皇嗣の礼はいつ?

立皇嗣の礼」は当初2020年4月19日の予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大により延期され、2020年11月8日(日)となりました。休日扱いになると思っていましたが、いずれも日曜日の開催となりました。

立皇嗣の礼の場所

立皇嗣の礼」は、中心儀式である「立皇嗣宣明の儀」、天皇陛下に会われる「朝見の儀」、賓客らとの祝宴「宮中饗宴の儀」を予定されていましたが、新型コロナの影響で「宮中饗宴の儀」は中止となりました。

立皇嗣の礼」が行われる場所は、皇居宮殿で最も格式の高い「松の間」で催されます。

宣明の儀」は午前11時から約15分間、「朝見の儀」は午後4時30分から約30分間実施されます。感染防止対策として、「宣明の儀」の招待者は、新型コロナ感染対策のため、当初約350人だったのが約50人に減ります。ちょっと寂しいですね。

立皇嗣の礼に伴う交通規制

立皇嗣の礼」により桜田門前広場の通り抜けが出来なるほか、皇居周辺で交通規制が敷かれます。

また「内堀通りルート(皇居周回ルート)から日比谷通りルート」での皇居ランについては控えるよう警察署から協力が求められています。沿道に人が集まるので仕方ないですね。

立皇嗣の礼に伴う伊勢神宮の行事

立皇嗣宣明の儀」が宮中で執り行われるに際し、当日に勅使が遣わされ奉告祭が伊勢神宮で行われます。このお祭りは両正宮に引き続き、すべての宮社で執り行われます。

外宮では、早朝から執り行われますよ。

11月8日(日)

豊受大神宮(外宮)

午前4時:大御饌(おおみけ)
午前7時:奉幣(ほうへい)

皇大神宮(内宮)

午前11時:大御饌(おおみけ)
午後2時:奉幣(ほうへい)

なお、秋篠宮殿下が皇嗣になられたことを報告する伊勢神宮などへの参拝は当面延期されます。残念ですね。

立皇嗣の礼のまとめ

立皇嗣の礼」とは、皇位継承第一位の「皇嗣」になられたことを内外に示す行事です。天皇陛下に直系男子のお子様がおられれば「立太子の礼」が行われますが、今上陛下にはいらっしゃらないので、秋篠宮殿下が「皇嗣」になられ、「立皇嗣の礼」が執り行われることになります。

令和2年11月8日(日曜日)に、中心儀式の「立皇嗣宣明の儀」、天皇陛下に会われる「朝見の儀」が行われますが、賓客らとの祝宴「宮中饗宴の儀」は中止となりました。

桜田門広場の通り抜けが出来なくなるほか、皇居周辺で交通規制が敷かれますので注意してください。

伊勢神宮でもお祭りが外宮、内宮の両宮で行われるほか、全ての宮社でも行われますよ。

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